エアコンの電気代が安い使い方は?停止後のクリーン運転は必要?

住まい・暮らし

7月8日放送のスッキリで「エアコンのお悩みを調査!」で街の人のエアコンの使い方に関するQ&Aがとりあげられたのでまとめました。一番気になるのはエアコンの電気代が安い使い方は?そして除湿とドライと冷房は何が違うのか、付けっぱなしの方が電気代かからないって本当?エアコン停止後のクリーニング機能は必要なの?など皆さんのお悩みにお答えしていきます。

 

★☆★この記事を読んで分かる事★☆★

  • 1番電気代がかからない冷房の運転モード
  • 除湿・ドライ・冷房の使い分け
  • 電気代が一番かからない運転機能
  • 付けっぱなしと、入/切どちらが電気代は安いか
  • 停止後のクリーン運転は必要か

 

 

1番電気代がかからない冷房の運転モードは?

とにかく暑い時は自動運転ボタン(おまかせボタン)を押す!これが1番の節電になります。

暑くなってきたから強風ボタンをポチ、やっぱり寒すぎるわ~弱風ボタンをポチっとしていると切り替え時に電気を消費してしまう訳です。風量と湿度設定を自動で変え快適な室温をキープしてくれる自動運転が一番いいといえます。

同じ室温でも湿度の高い方が体温も高いと実験結果が出ています。最適な湿度は40%~60%と言われていますが、除湿とドライ機能の違いも分かりませんね。冷房とどう使い分けたら良いのでしょう。

除湿とドライの違い・冷房とどう使い分ける?

 

ドライ(弱冷房除湿)と除湿(再熱除湿)の機能の違いは下記の表の通りになります。冷房はとにかく暑い時に使用します。

機能 効果 メリット デメリット
ドライ(弱冷房除湿) 湿度の高いジメジメした空気を取り込み、湿度の低いさらさらで冷たい空気を出す 蒸し暑い梅雨の後半や真夏の雨の日など、湿度も気温も高い時にオススメ 部屋の湿度を下げすぎる

梅雨など低温多湿の場合湿度効果があまりない

除湿(再熱除湿) 湿度の高いジメジメした空気を取り込み、暖め直したさらさらで丁度いい温度の空気を出す 梅雨の時期や雨の日など、ジメジメしてるけど、気温は肌寒く感じる時にオススメ 冷やした空気をあたためなおす必要があるため、より多くの電力を消費する

電気代が一番かからない運転機能は?

 

★☆★電気代安い順★☆★

  1. ドライ(弱冷房除湿)
  2. 冷房
  3. 除湿(再熱除湿)

 

24時間付けっぱなしがいいの?一番の節電方法は

24時間付けっぱなしと30分間隔でこまめに入り切りした場合の消費電量の違いの調査より時間帯によって使い分けたほうがいいという実験結果が出ています。(出典 ダイキン調べ)

  • 9時~18時 気温が高くなる日中は付けっぱなしがいい 外気が高い為一度切ると室内の温度が上昇してしまい次に付けるときに消費電量がかかってしまう。
  • 18時以降 外気が低いのでこまめに切った方が消費電力は低い。

※時間はあくまでも目安なので熱帯夜の場合は付けっぱなしのほうがよいといえるでしょう。

 

 

停止後のクリーン運転は必要?

 

エアコン内部クリーンずっと動いてるけど長くない?

冷房または除湿運転の終了後60分ほどで終わります。機種によっては120分ほどかかるものもあり自動や手動で毎回クリーニングしますが、2週間に1回だけ作動するという機種もあります。

臭い温風が出てくるけどどうにかならない?

内部クリーン中は、室内温度が一時的に上がってしまうことがあります。また内部クリーンで送られてきた風が臭う原因は、エアコン内部のカビやホコリです。湿気をたくさん含んだ空気が、これらのニオイをのせて風を送ってしまいます。就寝時のタイマーが切れた後のクリーニングは控えたいですよね。

対策としては▼▼▼▼▼▼

  • 部屋を出るときに手動で設定する
  • 冷房・除湿を切ったタイミングで換気する

一部のメーカーでは「内部クリーンは部屋に人がいないときに使用してください」という注意書きもあるほどですので手動にするのがおすすめです。

毎回クリーニングしてたら電気代かかりそう?

 

エアコンの内部クリーンは、冷房または除湿運転が終わった後で、エアコン内部を乾燥させ、臭いやカビの発生を抑える機能です。エアコンのクリーニング機能にかかる電気代は、1回あたり約0.6円~約2円程度で毎日1回ずつ内部クリーン機能を使ったとしても、1カ月で最大60円程度です。内部クリーンを使わないことでクリーニングが必要になったときを考えれば、内部クリーンを使用したほうがコスト的にも断然お得ですね。

クリーン運転は必要です

冷房や除湿運転をしたときにはエアコン内部が濡れてしまい冷房・除湿の冷たい空気によって結露が発生することで、エアコン内部に水が発生し湿度が上がってしまいます。

エアコン内部に発生した水をそのまま放置しておくと、湿度を好むカビが発生しやすい環境に。カビが生えてしまうと、エアコンクリーニングを依頼して内部洗浄しなくてはいけません。

エアコンを清潔に使うためにも、内部クリーンは大切な機能です。大手エアコンメーカーは、冷房・除湿使用後には毎回内部クリーン運転をすることを推奨しています。

 

まとめ

  • 1番電気代がかからない冷房の運転モードは自動運転(おまかせ運転)
  • 電気代が一番かからない運転機能は1位:ドライ(弱冷房除湿)、2位:冷房、3位:除湿(再熱除湿)
  • エアコンは気温が高い日中は付けっぱなしで気温が低くなってきたら使わない時は切るのが電気代がかからない。
  • クリーン機能の電気代は月60円ほど、臭い温風が排出される事があるので手動運転で部屋を退出するタイミングや換気など工夫して使用する。予防であって既に発生してしまった汚れを落とすことは出来ないので汚れやカビなど着く前に使用する。

 

 

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